よそからきた人の働きに正当な報いを This Little Light 005

Revised Common Lectionary Daily Readings 
Tuesday, February 03, 2026
Psalm 37:1-17; Ruth 2:1-16; James 5:1-6
 
The Book of Ruth, chapter 2 (NRSV) 
10 Then she fell prostrate, with her face to the ground, and said to him, “Why have I found favor in your sight, that you should take notice of me, when I am a foreigner?” 11 But Boaz answered her, “All that you have done for your mother-in-law since the death of your husband has been fully told me, how you left your father and mother and your native land and came to a people that you did not know before. 12 May the Lord reward you for your deeds, and may you have a full reward from the Lord, the God of Israel, under whose wings you have come for refuge!” 13 Then she said, “May I continue to find favor in your sight, my lord, for you have comforted me and spoken kindly to your servant, even though I am not one of your servants.”
 
ルツ記2章 聖書協会共同訳
10: ルツはひれ伏し、礼をして言った。「どうしてあなたは私のような者に目をかけ、親切にしてくださるのでしょうか。私はよそ者ですのに。」11: ボアズは答えた。「夫が亡くなった後、あなたがしゅうとめに尽くしたこと、また、両親と生まれ故郷を捨てて、これまで知らなかった民のところに出かけて来たことなど、何もかも聞いています。12: 主があなたのそうした行いに報いてくださるように。あなたがその翼のもとに逃れて来たイスラエルの神、主から、豊かな報いがあるように。」13: ルツは言った。「ご主人様、ご厚意に感謝いたします。私はあなたの仕え女の一人にも及びませんのに、私を慰め、優しく語りかけてくださいました。」

The Epistle of James, chapter 5
1 Come now, you rich people, weep and wail for the miseries that are coming to you. 2 Your riches have rotted, and your clothes are moth-eaten. 3 Your gold and silver have rusted, and their rust will be evidence against you, and it will eat your flesh like fire. You have laid up treasure[a] during the last days. 4 Listen! The wages of the laborers who mowed your fields, which you kept back by fraud, cry out, and the cries of the harvesters have reached the ears of the Lord of hosts. 5 You have lived on the earth in luxury and in pleasure; you have nourished your hearts in a day of slaughter. 6 You have condemned and murdered the righteous one, who does not resist you.
 
ヤコブの手紙5章 聖書協会共同訳
1: さて、富んでいる人たち、自分に降りかかる不幸を思って、泣き叫びなさい。2: あなたがたの富は朽ち果て、衣は虫が食い、3: 金銀もさびてしまいます。このさびが、あなたがたを訴える証拠となり、あなたがたの肉を火のように食い尽くすでしょう。あなたがたは、この終わりの日々にありながら、宝を蓄えたのです。4: 見なさい。畑の刈り取りをした労働者にあなたがたが支払わなかった賃金が、叫び声を上げています。刈り入れをした人たちの叫びが、万軍の主の耳に届いています。5: あなたがたは、地上で贅沢に暮らし、快楽にふけり、屠られる日のために自分の心を肥やしたのです。6: あなたがたは正しい人を罪に定めて殺しました。その人は、あなたがたに抵抗していません。 

ルツ記の2章からルツとナオミのサバイバルが始まる。ボアズがルツと初めて出会った時、すでに彼はルツの噂を聞いていたようだ。ナオミが帰ってきたこと、ルツがどんな人かということ、小さいコミュニティだから情報交換をしていたんだろう。こういう情報交換については、田舎町の教会で働いていた時のことを思い出す。個人に関する噂というと、まるで個人情報がだだ漏れでネガティブなイメージを持つかもしれないし、ある意味ではそうなのかもしれない。けれど、私自身は、誰かが誰かを知っていて、誰かを気づかうためのポジティブな情報交換でもあるように感じた。教会に通っていない地域の男性が、教会関連のことで用事があって私のところに来た時に、「風邪ひいてるって聞いて」とイチゴを持ってきてくれたとき、良い意味ですごく驚いた。教会員でもない知らない年上の男性がそんなふうにお見舞いをくださって優しくしてくださるとは!地域の方々からは、野菜やパンや卵や、たくさんの食べ物をもらった。隣に住んでいた年配の女性は私がいないときに、いつも草むしりをしてくれた。セクシュアリティが近い仲間がいないことで孤立感を覚えてはいたけれど、あの町に住んでいた時は誰かが必ず助けてくれると感じることができた。自分の出身地でもないのに、出張からの帰り道、最寄りの高速道路を走りながら町が見えてくると、ああ、帰ってきたとホッとしたものだ。ボアズがルツに与えたものは、こういう安心感だったのではないだろうか。生まれ故郷ではない場所で生きるルツに敬意を表している。今のアメリカの状況と真逆だと思う。日本でも海外特にアジア諸国から来て働いてくださっている方々に敬意を払わない人々が増えてしまっている。
 
もう一つの聖書箇所は金持ちへの辛辣な警告だ。新約聖書の時代は貧しい者と富める者の格差が激しかった、という解説がよくなされる。けれど、それは果たして2000年前だけだろうか。今だって超富裕層と貧困のうちにある人々が存在する。私の属する宗教教団でも、手取り10万円の牧師がいる一方で年収一千万円の牧師がいる。人事は公平ではなく、スタートラインが全く違う。この警句からは、一般社会の超富裕層だけではなく、宗教教団内の富裕層も逃れられないし、逃れるべきではない。